馬は大変臆病で、集団行動を好む動物です。
また、性格は温和で、従順で、本来人に逆らったりはしません。
馬に接するとき、馬によく話しかけたり、指示通り行動した時に褒めることで、馬は取り扱う人の表情、声、行動から意志や感情を読み取るようになり、 意思疎通ができてきます。
これを繰り返すことにより、人と馬との厚い信頼関係ができてきます。
逆に、馬への扱いが乱暴だったり、馬に無理をさせたりすると、人間に対する不信感からだんだん恐怖心を持って、 反抗するようになり、蹴ったり、咬みついたりといった悪い癖を覚えてしまいます。
そして、馬は一度覚えたことはなかなか忘れません。
馬を取り扱う人は、こういった馬の性質を理解して接することが大切です。