人と馬は言葉を使って会話することはできませんが、仕草や表情で語りかけてきます。
嬉しい時
首を上げて、尻尾を高く振り、軽やかな足取りで走ります。
気持ちいい時
ブラッシングなどをされて、気持ちいいときは、鼻をのばします。
驚いている時
大きく鼻の穴を開いて、鼻を大きくフウフウと鳴らします。
不安で落ち着かない時
左右の耳をバラバラに動かします。
視線もあちこちを見て定まらず、鼻孔を開き嗅ぐ仕草をします。
警戒している時
耳を立て、警戒している物や音の方向へ首を向けて、じっとその方向を見つめます。
怒っている時
険しい目つきで耳を伏せて、顔を前に突き出し、咬みつこうとしてきます。
このような時に近づくと、咬まれたり、蹴られたりする可能性があるので注意が必要です。
要求している時
お腹が空いている時など要求する時は、鼻を鳴らしたり、一方の前肢で地面を前掻きしたりします。